阪神5人態勢&日本ハム木田GM代行も視察
関西六大学野球秋季リーグ第5節1回戦 大経大2―1大院大
( 2026年10月7日 ほっともっとフィールド神戸 )
関西六大学野球秋季リーグ戦は1回戦が行われ、大阪経済大が大阪学院大を2―1のサヨナラ勝ちで下し、見事に貴重な1勝を先取しました。
この接戦の立役者となったのは、今秋のドラフト指名候補として大きな注目を集める最速148キロ左腕・常深颯大(つねみ・そうた)投手(4年)でした。
■ 序盤の苦戦から圧巻の修正力!被安打7、9奪三振で1失点完投勝利
マウンドに上がった常深投手は、2回までに5安打を集中され1点を失うなど、序盤はやや不安定な立ち上がりとなりました。
しかし、相手打線の狙いを素早く見破ると、バッテリーで即座に配球をアジャストしてみせます。
3回以降は打者陣をわずか2安打に抑え込む圧巻の修正力を発揮。
終わってみれば9つの三振を奪い、151球を投げ抜いての1失点完投勝利を飾りました。
常深颯大投手 「直球狙いで来るかと思ったが変化球を捉えられていたので、直球の割合を増やした。修正した4回ぐらいからは打たれる感じはしなかったです」
この勝利で今秋は開幕から無傷の4戦4勝とし、リーグトップの勝利数をマーク。
防御率も1.33(27イニング4失点)と超安定したパフォーマンスを維持しています。
■ 阪神が最多5人態勢&日本ハム木田GM代行も急遽視察!スカウト陣の評価急上昇
運命のドラフト会議を前に、常深投手の評価は右肩上がりです。
この日も球場にはNPB5球団のスカウト陣が集結。
中でも地元・阪神タイガースが最多となる5人態勢のスカウト陣を派遣したほか、北海道日本ハムファイターズは木田優夫GM代行が直々に視察へ訪れるなど、スカウティングの熱量は最高潮に達しています。
制球力と組み立ての巧みな左腕として、NPB各球団の指名リスト上位へと急浮上しています。
【関西六大学野球】プロ注目・最速148キロ左腕の大経大・常深颯大がプロ志望届提出!
【編集後記:『配球を瞬時に切り替える修正力×キレのある148km/h直球』。常深颯大に見る即戦力左腕の完成度】
大阪経済大の皆様、そして常深颯大投手、サヨナラ勝利ならびに今季4勝目(1失点完投)おめでとうございます!
スコアラー目線で今回の常深投手の投球をアナライズすると、「試合の中で相手の狙い目を見極めて配球パターンをチェンジできる修正能力」と「終盤まで威力が落ちない148km/hのストレートの軌道」が非常に高く評価できます。
2回までに変化球を狙われていると察知した際、すぐさま直球中心の組み立てへシフトしたアジャスト力は、まさに経験豊富な大卒左腕ならではのクレバーさです。
直球の押し込みが強くなったことで相手打者は差し込まれ、結果として得意の変化球もより効果的に決まるという好循環を生み出していました。
阪神が5人態勢、日本ハムも木田GM代行を投入するなど、プロ側も「実戦派の左腕」として確かな手応えを得たはずです。
リーグトップの4勝目を挙げ、チームを勝利へ導き続ける常深投手。
運命のドラフト会議へ向け、その評価はどこまで高まるのか目が離せません!
◇常深 颯大(つねみ・そうた)2004年(平16)7月19日生まれ、兵庫県小野市出身の22歳。
小1から小野東スポーツ少年団で野球を始めて投手を務める。
小野中では兵庫加古川ヤングに所属。
明石商(兵庫)では2年秋から背番号1。
大経大では1年春からリーグ戦に登板し、2年春に新人賞にあたる平古場賞受賞。
1メートル77、83キロ。左投げ左打ち。






