無死満塁を連続斬りで脱出&3回無失点救援で3回戦進出
第108回全国高校野球選手権第10日 横浜10-1日南学園 ( 2026年8月14日 甲子園 )
第108回全国高校野球選手権大会は大会が進み、今秋ドラフト1位候補の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)を擁する神奈川代表の横浜が、日南学園(宮崎)との激闘を制して3回戦進出を決めました!
1回戦の完投勝利に続き、この日は緊迫した終盤のスクランブル登板。
絶体絶命のピンチを自慢の超速球でねじ伏せ、甲子園の歴史を塗り替える圧巻の救援劇を披露しました。
■ 無死満塁の絶体絶命で登板!甲子園歴代最速「156キロ」で三振&併殺の圧投
1ー1の同点で迎えた6回表。
先発の2年生左腕・小林鉄三郎投手が連打を浴び、無死二、三塁のピンチを招いた場面で背番号1がブルペンからマウンドへ向かうと、甲子園全体が大どよめきに包まれました。
横浜ベンチは先頭打者を申告敬遠し、あえて満塁策を選択。腹を括った織田投手は、無死満塁という極限の重圧の中、ギアをトップに入れます。
4番・谷口選手に対し、投げ込んだ直球は甲子園の球場表示(春夏通じて)で歴代最速を更新する「156キロ」!
見逃し三振に仕留めると、続く下川選手を狙い通りのセカンドゴロ併殺打に仕留めて無失点で脱出。
吠えながら力強いガッツポーズでマウンドを駆け下りる姿に、満員の聖地が湧き上がりました。
この大ピンチを脱した直後の7回裏、勢いづいた横浜打線が怒涛の4点を勝ち越し。
織田投手は3回1安打無失点と最後まで救援の役割を完璧に全うしました。
「素直に喜んでいいのかなとは思います。1球で球場の雰囲気を変えようという気持ちでマウンドに上がりました」
計40球中、30球がストレート。155キロ超えを5球、150キロ超えを実に18球記録するという、まさに「圧倒的」なピッチングデザインで試合の潮流を支配しました。
■ 伝令役としてもチームを鼓舞!「全員で勝つ」横浜の分厚い投手層
試合前、村田浩明監督が「織田だけじゃ勝てない。2桁背番号の投手が投げる戦い方も大事」と語っていた通り、この日は先発・小林投手が粘りの投球を見せました。
実はベンチスタートだった織田投手は、4回1死一塁のピンチで「伝令役」として笑顔でマウンドへ向かい、後輩の小林投手を鼓舞。
直後に小林投手が投ゴロ併殺に打ち取るなど、投球以外の場面でもリーダーシップを十二分に発揮していました。
仲間が繋いだバトンを受け取り、自らの腕で引き寄せた勝利。
大怪物・織田翔希を中心に、名門・横浜が悲願の頂点へ向かって加速していきます。
【甲子園】阪神タイガースJr出身の二刀流!敦賀気比の2年生4番・辻琉成が「4番・投手」で投打躍動!
【編集後記:『球場表示156キロ』が物語るリリーフ適性の高さ。織田翔希が見せた「一球で空気を変える」真のドラ1価値】
横浜高校の皆様、そして織田翔希投手、凄まじい緊迫感の中での3回戦進出、誠におめでとうございます!
スコアラー目線でこの織田投手の救援登板をアナライズすると、彼が持つ「投手としての出力の高さ」と「圧倒的なマウンド度胸」に改めて驚かされます。
無死満塁という一触即発の場面。投手が最も嫌がる「ボールを先行させたくない」心理が働く中で、初球からゾーンへ150キロオーバーのストレートを投げ込み、甲子園歴代最速となる156キロで見逃し三振を奪ってみせました。
相手打者からすれば「156キロの威圧感」に立ちすくむしかなく、続く打者もそのスピードに押されて詰まらされたセカンドゴロ併殺へと繋がっています。
先発として150キロ台を連発して試合を作るゲームメイク能力に加え、一球で球場の空気感を一変させてピンチを断ち切る「超・守護神」としての適性まで証明してみせました。
全40球中18球が150キロ越えという出力の安定感は、今秋のNPBドラフト会議において、12球団どこが指名しても即戦力・将来のエース候補として間違いなく1位競合するレベルです。
伝令として笑顔でマウンドに向かう精神的な余裕と、マウンドで見せる野性味あふれる咆哮。
甲子園の歴史に「156キロ」という新たな刻印を刻んだ織田翔希投手。
頂点へと突き進む名門・横浜の戦いから、虎渓三笑TVも目が離せません!





