秋季高校野球神奈川県大会 準決勝 横浜5―1武相
( 2026年9月27日 保土ケ谷 )
秋季高校野球神奈川県大会の準決勝が行われ、名門・横浜が5―1で武相との激闘を制し、決勝進出を果たしました。
この勝利により、県内公式戦の連勝記録を「43」に更新。
さらに10月17日から群馬県で開催される関東大会への5年連続28度目の出場を確定させました。
■ 相手の警戒シフトを打ち破る好走塁!主将・川上の一打から一挙逆転劇
0―0で迎えた5回裏、先発の左腕・小林鉄投手が1点を先制される苦しい展開となりましたが、横浜打線は終盤6回に真価を発揮しました。
6回表、先頭の3番・川上主将が打席へ。相手内野陣が極端に二塁手が一塁寄りへ守備位置を上げる「川上シフト」を敷く中、その逆を突く見事な中前打を放ちます。
さらに中堅手が打球処理にもたついた一瞬の隙を見逃さず、積極的な走塁で一気に二塁へ進み、無死二塁の絶好の好機演出となりました。
■ 集中打で一気に畳みかける!脇山・河内の連続適時打&7回のダメ押し
主将が作った好機から1死三塁とすると、5番・脇山選手がライト前へ運ぶ値千金の同点適時打を奪取。
勢いに乗る横浜は続く7番・河内選手も、変形シフトで手薄になっていた右中間へ鋭い適時三塁打を放ち、2―1と一気に試合をひっくり返しました。
さらに7回には川上主将の適時打などで怒とうの3点を追加。
試合終盤の圧巻の集中打で武相を突き放し、見事な逆転劇で関東大会への切符を掴み取りました。
【高校野球】横浜高校が県公式戦「41連勝」!152キロ右腕・福井那留が6回1失点
【編集後記:『相手シフトの逆を突く戦術眼×一瞬のスキを突く好走塁』。名門・横浜が見せた「負けない野球」の神髄】
横浜高校の皆様、そして関係者の皆様、関東大会出場決定ならびに県内公式戦43連勝、誠におめでとうございます!
スコアラー目線でこの試合のアナライズを行うと、ポイントとなったのは「先制された直後の6回表、川上主将が見せたアプローチと走塁意識」です。
相手バッテリーおよび野手陣が講じた極端な守備シフトに対し、力づくで強引に引っ張るのではなく、逆を突いてセンターへ打ち返す打撃メカニクスの柔軟性と冷静さ。
そして外野手がもたついた瞬間に二塁を陥れた高い走塁意識(ファーストブレイクの速さ)は、まさに相手の守備陣形にプレッシャーを与える一打となりました。
1点ビハインドの場面でも焦らず、相手の意図(シフト)の裏をかいて流れを引き戻す試合運びは、全国トップクラスの完成度を感じさせます。
「神奈川の絶対王者」として圧倒的な強さを見せる横浜高校。
群馬で開催される関東大会、そしてその先にある春の選抜甲子園へ向けて、どのような戦いを見せてくれるのか非常に楽しみです!






