開幕節の雪辱を果たす圧巻ピッチング
関西学生秋季リーグ戦第2節1回戦 近大7―0京大
( 2026年9月12日 ほっともっとフィールド神戸 )
関西学生野球秋季リーグ戦は12日に第2節1回戦が行われ、優勝奪還を狙う近畿大が京都大を7―0で下し、先勝を収めました。
この試合で絶大な存在感を示したのが、今秋のドラフト上位候補に挙げられている最速154キロ右腕・宮原廉投手(4年)です。
圧巻の投球内容で、待望のリーグ戦初完封勝利を飾りました。
■ 開幕節の反省を糧に「制球重視」へ修正!最速149キロ&被安打6の完封劇
同志社大との開幕カードでは3回4失点と打ち込まれ、悔しい降板を味わっていた宮原投手。
しかし、エースとしての課題抽出と修正能力は流石の一言でした。
宮原廉投手 「自分が流れをつくれずに(開幕節で)2連敗してしまった。前回は甘いコースに集まっていることが原因だったと思うので、制球を意識して投げました」
力任せになるのを抑え、両サイドや高低を丁寧につく制球力を徹底。
抑えめな力感でありながらもストレートは最速149キロを計測し、京大打線をわずか6安打に封じ込める見事な修正力を披露しました。
■ NPB4球団スカウトが視察!「秋に結果を残す」不退転の覚悟
この日のスタンドには、阪神や楽天などNPB4球団のスカウト陣が集結。
バックネット裏からの熱い視線が注がれる中、ドラフト上位候補に相応しいクオリティの高いピッチングを証明してみせました。
すでにプロ志望届も提出済み。「運命の日」を見据え、エースとしての覚悟を言葉に込めました。
宮原廉投手 「秋に結果を残さないとドラフトにもかからない」
自らの右腕でチームに勝ち星をもたらし、プロの扉をこじ開ける準備は整っています。
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【編集後記:『出力調整とコマンド能力の両立』。宮原廉が見せたドラフト候補としてのポテンシャル】
近畿大の皆様、そして宮原廉投手、リーグ戦初完封勝利おめでとうございます!
スコアラー目線で今回の宮原投手のピッチングをアナライズすると、「出力(球速)を意図的に一段落としても140km/h台後半をキープできるエンジン(出力の地力)」と「コマンド(狙ったコースへの制球力)の修正スピード」の高さが際立っていました。
前回の開幕節での反省から、力で押すのではなくラインを出してコースに投げ分ける投球術へと即座に切り替えられた点は見事です。
力を抜いたフォームでもアベレージで高い出力が出るため、打者からするとボールの見極めが非常に難しくなります。
NPBスカウト陣にとっても、「154キロの速球」というポテンシャルだけでなく、試合を作れる「ゲームメイク能力」と「修正能力」が確認できたことは非常に大きなプラス材料です。
秋のリーグ戦でさらなる勝ち星を積み重ね、ドラフトの上位指名へ向けてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。
虎渓三笑TVでも宮原投手の登板から目が離せません!
◇宮原 廉(みやはら・れん)2005年(平17)1月24日生まれ、広島市出身の21歳。
小4から山本少年野球クラブで野球を始めて投手を務める。
中学では広島サンズに所属。
崇徳(広島)では1年夏に背番号18でベンチ入りし、2年秋から背番号1。
大学では1年秋にリーグ戦初登板を果たし、3年秋にベストナイン初受賞。
遠投100メートル。1メートル82、88キロ。右投げ右打ち。





