ドラ1候補・織田翔希が連発153キロで締め、4季連続の聖地へ咆哮
第108回全国高校野球選手権 神奈川大会4回戦 横浜8―1東海大相模
( 2026年7月16日 サーティーフォー保土ケ谷 )
夏の甲子園出場をかけた激戦区・神奈川大会は16日、早くも歴史に語り継がれる大一番を迎えました。
4季連続の甲子園出場を狙うシード校の横浜が、4回戦で宿敵・東海大相模と対戦。
息詰まる熱戦が予想された神奈川の頂上決戦は、横浜が投打で終始圧倒し、8ー1の8回コールド勝ちという衝撃的なスコアで幕を閉じました。
夏の神奈川大会において、2024年、2025年と2年連続で決勝の舞台を戦ってきた両校。
2024年は東海大相模が、2025年は横浜がそれぞれ聖地への切符を掴み取ってきました。
まさに宿命のライバルによる伝統の一戦は、今春のセンバツにも出場した横浜に軍配が上がりました。
■ アクシデントを救った2年生左腕!小林鉄三郎がスクランブル先発で相模を翻弄
この大一番を前に、横浜には激震が走っていました。
大黒柱であり最速154キロを誇る右腕・織田翔希投手(3年)が、2回戦の登板時にまさかの負傷。
先発マウンドを回避せざるを得ない緊急事態に陥っていました。
そんなチームの絶対体絶命のピンチを救ったのが、2年生左腕の小林鉄三郎(てつさぶろう)投手でした。
大役を任された小林投手は、強力な東海大相模打線に対し、物怖じしない堂々たるピッチングを披露。
テンポ良くストライクを先行させ、相模打線に決定打を許さない圧巻のゲームメイクを見せました。
この2年生左腕のジャイアントキリングな好投こそが、大勝劇の最大の呼び水となりました。
■ 序盤から東海大相模を圧倒。1点ずつ積み重ねる、横高らしい王道の試合運び
エースの危機を全員でカバーする横浜打線は、立ち上がりから猛攻を仕掛けます。
初回に幸先よく2点を先制すると、2回、3回にも相手の隙を逃さぬそつのない攻めで1点ずつを加算。
中盤に入っても攻撃の手を緩めず、5回、6回にも着実に加点してリードを広げていきます。
そして8回、相手の暴投(ワイルドピッチ)の間に貴重な1点をもぎ取り、コールド成立の条件となる「7点差」をつける8ー1。
終始相手にペースを渡さない、まさに「横高野球」を体現する盤石の試合運びで、相模の夏を終わらせました。
■ 最後に本命登場!今秋ドラ1候補・織田翔希がリリーフ登板で153キロを連発
東海大相模を沈黙させたこの試合のフィナーレを飾ったのは、やはりこの男でした。
8回裏、2死一塁。コールド勝ちまであと1アウトというシチュエーションで、怪我からの復活マウンドとなった最速154キロ右腕・織田翔希投手がマウンドへ。
実質的な夏の初登板となったこのマウンドで、織田投手は溜まった鬱憤を晴らすかのような凄まじいギアチェンジを見せました。
唸りを上げるストレートは連続で153キロをマーク。
バックネット裏に集結したプロのスカウト陣のスピードガンを焼き切らんばかりの快速球を披露し、1安打を許したものの、最後は圧巻の三振を奪ってゲームセット。
完全復活と規格外のポテンシャルを強烈に見せつけました。
【春季関東大会】横浜高が22年ぶりV!織田翔希が圧巻の最速154キロ締め、“抑え起用”の新たな可能性
【編集後記:『織田のスクランブル』を埋めた小林鉄三郎の衝撃。層の厚さを見せつけた横浜の底力】
横浜高校の皆様、伝統の一戦での素晴らしいコールド勝ち、本当におめでとうございます!
織田投手の負傷という最大のアクシデントを乗り越えてのこの大勝は、スコアラー目線で見ても「今年の横浜は一味違う」と確信させるに十分な内容でした。
特筆すべきは、やはり2年生左腕・小林鉄三郎投手の先発マウンドです。
相模との決勝レベルのプレッシャーがかかる大一番、しかも織田投手の代役という極限の状況下で、これだけ堂々と自らのピッチングを貫いて相模打線を封じ込めた度胸と技術は100点満点。
彼のようなネクストヒーローがスクランブル発進で結果を出すことこそ、長い夏を勝ち抜く強豪の絶対条件です。
そして、最後に調整登板を兼ねて上がった織田投手の「153キロ連発」。短いイニングとはいえ、2回戦の負傷を感じさせない腕の振りと球威は、バックネット裏のスカウト陣だけでなく、今後の対戦相手にとっても凄まじい絶望感を与えたはずです。
2024年のリベンジを果たし、最大の宿敵を退けた横浜。
4季連続の聖地・甲子園へのロードマップにおいて、このコールド勝ちはこれ以上ない弾みとなります。
ここからさらに熱を帯びる神奈川の夏を、虎渓三笑TVでも最注目で追いかけていきます!






