高校通算18発の大型外野手が描く「高卒プロ」への青写真
秋季和歌山大会新人戦3回戦 市和歌山8―0熊野 ( 2026年8月24日 紀三井寺 )
秋季和歌山県高校野球大会(新人戦)は24日に3回戦が行われ、強豪・市和歌山が熊野を8―0で下し、見事に準々決勝進出を決めました。
この試合で輝きを放ったのが、「3番・左翼」で先発出場したドラフト候補の大型外野手、今城陽良(いまき・ひろ)選手(2年)です。
持ち前の力強いフルスイングで打線を牽引し、チームの8点大勝に大きく貢献しました。
■ 4点リードの5回に一挙4得点を呼び込む右前打!「自分のスイングを」
4―0で迎えた5回無死一塁の場面、打席に立った今城選手は迷いなく振り抜き、ライト前へ鮮やかな安打をマーク。
ここからチームは集中打を見せ、勝利を決定づける一挙4得点のビッグイニングを作り出しました。
本人は現状のコンディションに満足せず、冷静に自身のバッティングを振り返ります。
「調子は上がっていないのですが、“自信を持って振ってこい”と声をかけてもらった。自分のスイングをしようと思っていました」
■ 高校通算18本塁打の大型スラッガー!監督も認める素質と「高卒プロ」への覚悟
今城選手は身長182cm、体重78kgの恵まれた体格を誇る右投げ左打ちの大型外野手。
1年秋から背番号7を背負い、すでに高校通算18本塁打を記録している県内屈指の長距離砲です。
前チームではプロ注目右腕の丹羽涼介投手(3年)がチームを引っ張りましたが、新チームではこの今城選手が主砲として打線の核を担います。
目指すゴールは、チームを勝たせる打撃と、その先にある夢の舞台です。
「このチームを打撃で引っ張って甲子園に連れて行き、プロを目指したい。高卒プロを目指せる選手になれればいいなと思います」
チームを指揮する半田真一監督も、その高いポテンシャルと今後の覚醒に大きな期待を寄せています。
「技量としては抜けているものがある。新チームに入ってから責任感を感じているのか結果は残っていないが、そこを打ち破って自分でつかんでほしい。プロを目指せる素質はあると思うので、そこを目指しつつ自分の可能性を広げてほしい」
◇ 今城 陽良(いまき・ひろ)プロフィール ◇
- 生年月日:2009年(平成21年)11月4日生まれ(16歳)
- 出身地:和歌山県岩出市
- 経歴:根来ファイターズ(小1〜・遊撃手)→ 和歌山岩出ボーイズ(中学・外野手転向)→ 市和歌山(1年秋から背番号7)
- サイズ・体格:182cm / 78kg
- 投打:右投げ左打ち
- 身体能力:50m走6秒7 / 遠投85m
【編集後記:『182cmの体格×レフト方向への強いライナー』。今城陽良が見せる打撃メカニクスとスカウティングバリュー】
市和歌山高校の皆様、そして今城陽良選手、準々決勝進出おめでとうございます!
スコアラー目線でこの今城選手の打撃メカニクスをアナライズすると、182cmの長身から繰り出されるスイングスピードの速さと、インパクト時の押し込みの強さが非常に際立っています。
高校2年の段階ですでに通算18本塁打を積み上げている実績は、木のバットへの対応力や打球速度の基準が高まっている現代高校野球においても突出した数字です。
右投げ左打ちの長距離砲というプロで最も重宝されるプロフィールを持ち、インパクトでしっかりと軸足を残して鋭く振り抜くフォームは、将来的な飛距離と伸びしろを感じさせます。
新チームで中心打者としてのマークが厳しくなる中、甘い球を一発で仕留める確率を高めていけば、来年のドラフト前線で「高卒スラッガー候補」としてNPB各球団のスカウティングリストの上位に名を連ねることは間違いありません。
市和歌山の伝統である勝負強い打撃を受け継ぎ、来春の選抜・来夏の甲子園へ向けてチームを導けるか。
「高卒プロ」の夢に向かって打ち進むスラッガー・今城陽良選手の覚醒ロードを、虎渓三笑TVでも熱く追い続けていきます!
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