「進路はプロ1本」1部復帰へ名門のエースが誓う
大学野球オープン戦 駒大1―5明大 ( 2026年8月17日 明大グラウンド )
東都大学野球2部に所属する名門・駒澤大学が17日、明治大学とオープン戦を行い、今秋のドラフト上位候補に挙がる最速155キロ右腕・仲井慎投手(4年=下関国際)が先発登板を果たしました。
ネット裏には巨人、西武、ロッテをはじめとするNPB7球団のスカウト陣が集結。
熱い視線が注がれる中、秋のリーグ戦開幕へ向けた調整の登板で、エースとしての圧倒的な存在感と伸びしろを示しました。
■ 7球団集結の中で151キロ&変化球でゲームメイク!「まだしゃかりきに投げる時期じゃない」
この日は調整を最優先した投げっぷりながら、最速は151キロを計測。
打者の手元で落ちるチェンジアップやフォークなどの変化球を効果的に織り交ぜ、5回1/3を投げ4安打2失点、102球でマウンドを降りました。
オープン戦の段階ということもあり、登板後は涼しげな表情で自らのピッチングを振り返りました。
「まだしゃかりきに投げる時期ではないですから。きょうは変化球もそこそこでした」
下関国際高校時代には「甲子園準優勝」に貢献し、遊撃手と投手の二刀流として全国にその名を知らしめた仲井投手。
駒大入学当初も二刀流に挑戦したものの「野手は無理だ」と自ら決断し、1年途中から投手一本へと一本化しました。
元西武などで活躍したOBの新谷博投手コーチからは「追い込んでからの力み」についての指導を受けており、追い込んでから両コーナーへ精密に投げ分けるコントロールの改善にも余念がありません。
ネット裏で視察した球団スカウト陣からも「彼はピンチになってギアを上げられる投手」と、ゲームメイク能力と修羅場でのマウンド度胸が高く評価されています。
■ 「進路はプロ1本」!12球団OKで秋の2部優勝&1部復帰へ腕を振る
名門・駒大の背番号15を背負うエースとして、目指すゴールと自身の進路は明確です。
社会人野球への進路は考えず、「プロ1本」で秋のドラフト会議に臨む覚悟を語りました。
兵庫県出身で幼少期は阪神タイガースファンとして育った仲井投手ですが、現在は「12球団どこでもOK」の姿勢。
秋の東都2部リーグ優勝、そして入れ替え戦を制しての1部復帰を置き土産に、NPBの舞台へと羽ばたく腹を括っています。
「もう4年ですから早いですね。秋は(2部で)優勝して入れ替え戦も勝って、1部に復帰させてプロに行きたいです」
本格的に投手に専念してわずか3年。
底知れぬ伸びしろを秘めた右腕が、名門再建と夢のプロ入りへ向けて最後の秋に挑みます。
【大学日本代表合宿】ドラ1候補の青学大・鈴木泰成が日米スカウトの前で153キロ熱投!
【編集後記:『投手専念3年目』の圧巻の出力。仲井慎が見せるギアチェンジとドラフト上位指名のロジック】
駒澤大学の皆様、そして仲井慎投手、プロ注目の集まるオープン戦での力投、大変お疲れ様でした!
スコアラー目線でこの仲井投手のポテンシャルをアナライズすると、最大の魅力は「投手専念からまだ3年目であること」による圧倒的な伸びしろ(伸び代)と、スカウトが評した「ピンチでのギアチェンジ能力」にあります。
高校時代に遊撃手として培われた身体能力とフォームのしなやかさがあり、150キロオーバーのストレートを常時投げ込める肩の強さは折り紙付きです。
今回は「しゃかりきに投げない」調整段階で151キロを計測し、フォークやチェンジアップで縦の奥行きを作って5回1/3をまとめるピッチングデザインを見せました。
追い込んでからの力みが抜け、新谷コーチの指導通りに両コーナーへコントロールできるようになれば、投球の完成度はさらに跳ね上がります。
東都の激しい戦いの中で、ピンチの場面で一気にギアを上げてねじ伏せられる度胸と球威は、NPBのスカウト陣にとって「即戦力のリリーフ・先発」双方で計算できる最高の魅力です。
特に兵庫出身というルーツもあり、阪神をはじめとする各球団のドラフト上位指名候補として間違いなくリストの上位に名を連ねています。
名門・駒大を1部復帰へ導き、自らの腕でドラフト上位指名を勝ち取ることができるか。
本格派右腕・仲井慎投手が歩む運命の秋を、虎渓三笑TVでもどこよりも深く追い続けていきます!







