19年ぶりの聖地へシード校がパーフェクト発進
第108回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 金光大阪11―0緑風冠
( 2026年7月11日 GOSANDO南港 )
夏の甲子園出場をかけた激戦の大阪大会。
19年ぶりとなる夏の聖地帰還を目指すシード校の金光大阪が初戦に臨み、これ以上ない衝撃的な幕開けを飾りました。
マウンドに上がった2年生エースの猪井朝陽(いのい・あさひ)投手が、5回コールドの参考記録ながら、打者を一人の走者も出さない「完全試合」を達成。
チームを3回戦へと導く圧巻のピッチングを披露しました。
■ 打者15人を完璧にパーフェクト!2年生右腕が魅せた驚異の投球内容
シード校としての初戦、独特の緊張感が漂うマウンドであっても、背番号1を背負う若き右腕の心技体は完全に研ぎ澄まされていました。
猪井投手は初回から相手打線に付け入る隙を一切与えません。
5イニングの間に投げ合った打者は、最少人数のわずか15人。
その内訳は、奪三振5、内野ゴロ5、内野飛球1、外野飛球4。四死球による自滅はもちろん、ヒット性の鋭い当たりすら許さない完璧なピッチングデザインでスコアボードに「0」を並べ続けました。
打線の大量援護を背に、最後まで集中力を切らすことなくアウトを積み重ね、5回コールド成立とともに驚異のパーフェクトゲームが完成。
2年生にして名門の命運を託されたエースが、大阪の夏にこれ以上ない強烈なインパクトを残しました。
19年ぶりの夏の甲子園へ向けて、最高のスタートを切った金光大阪。
この怪物の出現により、大阪の代表争いはさらに混沌としていきそうです。
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【編集後記:『打者15人で内野ゴロ5・外野飛球4』。猪井朝陽の完全試合を支えた驚異の球質と守備の連動性】
金光大阪の皆様、初戦突破、そして猪井朝陽投手の5回参考完全試合の達成、誠におめでとうございます!
一発勝負の夏の初戦でパーフェクトを演じるなど、スコアラー目線で見ても、もはや鳥肌が立つほどの実力とマウンド度胸です。
この猪井投手の完全試合の内容を細かくプロファイリングすると、非常に興味深いデータが見えてきます。
打者15人に対して三振5つというのは素晴らしい数字ですが、注目すべきは残りの10個のアウトの取り方です。「内野ゴロ5、内野飛球1、外野飛球4」。
つまり、相手打者に芯で捉えさせず、徹底的に「詰まらせるか、タイミングを外して打ち上げさせている」ということが分かります。
これは、彼のストレートのキレや手元での伸び、あるいは変化球のコンビネーションの精度が高校生レベルを超えている証拠。
打者が「打てる」と思って振った球が、微妙に芯を外れているため、内野ゴロの山や力のないフライになっているわけです。
また、完全試合というのは投手一人の力では絶対に達成できません。
5つの内野ゴロ、5つのフライを確実にアウトにした金光大阪守備陣の集中力と、シード校としての守備の堅実さがあってこその大記録です。
大阪は全国屈指の超激戦区であり、ここから先はさらにタイトな戦いが予想されますが、この2年生エースがここまでの支配力を見せたことは、チームにとって最大の好材料。
19年ぶりの聖地へ向けて突き進む金光大阪と、新星・猪井投手の次なるマウンドを、虎渓三笑TVでも最注目で追いかけていきます!






