中日のドラ2桜井から先制ソロ&バックスクリーンへの8号同点弾
ファーム・リーグ中地区 西武5―6中日 ( 2026年7月4日 ナゴヤ )
埼玉西武ライオンズの未来を担う大砲候補が、ファームの舞台でその凄まじいポテンシャルを爆発させました!
ウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に「5番・一塁」でスタメン出場した3年目の村田怜音(れおん)選手が、圧巻の2打席連続ホームランをマーク。1軍昇格へ向けて、これ以上ない強烈なアピールを放ちました。
■ 1発目は148キロを粉砕!中日のドラ2右腕から左翼ポール際へ先制7号ソロ
最初のドラマは2回表、1死走者なしで迎えた第1打席でした。
中日の先発マウンドに上がったのは、今シーズン東東北の雄・東北福祉大からドラフト2位で入社・入団した期待の本格派右腕、桜井頼之介投手。
村田選手はこのルーキーが投じた力のある148キロのストレートを完璧に捉えます。
巨体から繰り出された強烈なスイングから放たれた打球は、美しい放物線を描いてレフトポール際へと飛び込む先制の第7号ソロアーチとなりました。
■ 2発目はバックスクリーンへ!卓越した対応力で見せた同点8号ソロ
村田選手のバットはこれだけで終わりません。
チームが1ー2と逆転を許した直後の4回表、再び1死で打席が回ってきます。
マウンド上の桜井投手が、今度はストレートの残像を意識させて投じてきた変化球(カットボール)に対し、村田選手は驚異的な対応力を見せます。
体勢を崩すことなくしっかりと呼び込んで芯でシバき上げると、打球は今度はセンター方向へ。
ぐんぐんと伸びた弾道は、そのまま神宮やバンテリンならぬ球場のバックスクリーンへと突き刺さる、起死回生の同点第8号ソロホームラン!
相手の得意球、そして勝負球をそれぞれ異なる方向へ叩き込んでみせる、まさに規格外の長打力を証明してみせました。
■ 皇学館大が生んだロマン砲。1軍の舞台でその打棒を観る日は近い!
三重県の皇学館大学から、2023年のドラフト6位でライオンズに入団した村田選手。
地方リーグ出身ながら、その恵まれた体格と日本人離れしたパワーで早くから「ロマン砲」として大きな期待を集めてきました。
昨シーズンに待望のプロ初アーチをマークし、さらなる飛躍が期待される今シーズン。ここまではまだ1軍での出場機会こそ巡ってきていないものの、ファームで着実に数字を積み重ね、これで早くも8本塁打を記録。
その進化のスピードは確実に加速しています。
ライオンズのクリーンアップ、そしてお馴染みの先輩である渡部健人選手らに続く「右の和製大砲」として、この打棒がメットライフドーム(ベルーナドーム)の大歓声の中で披露される日は、そう遠くないはずです。
【編集後記:『148キロ粉砕とバックスクリーン』。村田怜音が証明した、1軍の壁をぶち破るアジャスト能力】
ライオンズファンの皆様、そして村田怜音選手、素晴らしい2打席連続ホームラン、本当におめでとうございます!
いやはや、ファームの試合とはいえ、この2発の内容はスコアラー目線で見ても文句のつけようがない、一級品のバッティングでした。
特に注目したいのは、中日のドラ2・桜井投手という非常に質の高いストレートを持つ実力派右腕を相手に、完璧に「力と技」の両方で打ち勝った点です。
1発目の148キロを引っ張ってポール際に運んだパンチ力はもちろんですが、本当に素晴らしいのは2打席目のアジャスト。
相手バッテリーが「真っ直ぐは見切られた」と踏んで投げてきたカットボールに対し、しっかりと軸足を残してバックスクリーンへ運んでいる。
これは単に「当たれば飛ぶ」という粗いスラッガーではなく、打席内での配球の読みと、ボールの軌道にバットを乗せる技術が確実にステップアップしている証拠です。
皇学館大時代からそのパワーは有名でしたが、プロのスピードや変化球のキレに完全にアジャストしつつある今の状態を見れば、2軍に置いておくのはもったいないと思わせるに十分なインパクトがあります。
現在、1軍の打線、特に右の長距離砲のピースというのはチームにとっても喉から手が出るほど欲しい補強ポイントのはず。
この2打席連続弾をきっかけに、一気に上(1軍)へ殴り込みをかけてほしいですね。
獅子の若き主砲が神宮やドームのスタンドを熱狂させる瞬間を、虎渓三笑TVでもどこよりも熱く、最注目で追いかけていきます!








