大阪王者の履正社が初戦で姿を消す
高校野球の春季近畿大会が23日、わかさスタジアム京都でついに開幕しました。
各府県の予選を勝ち抜いた強豪が一堂に会するハイレベルなトーナメントは、初日から近畿の勢力図を揺るがす大波乱の幕開けとなりました。
大阪王者の履正社が初戦で姿を消すなど、激戦となった1回戦2試合の結果をお伝えします。
■ 両軍合わせて36安打の激闘!立命館宇治が大阪王者・履正社を破る
京都2位で出場した地元・立命館宇治が、激しい打撃戦の末に大阪王者の履正社を11ー9で下し、金星を挙げました。
試合は序盤から激しいスコアの奪い合いとなりました。
立命館宇治は打線が爆発し、効率よく得点を重ねて16安打11得点。
一方の履正社も意地を見せ、強力打線が驚異の20安打を浴びせて猛追したものの、立命館宇治の粘り強い試合運びの前に一歩及ばず、1回戦で涙をのむ結果となりました。
■ 伝統の勝負強さ!智弁和歌山が8回に4点差をひっくり返す大逆転劇
和歌山王者の智弁和歌山は、滋賀代表の滋賀学園を相手に8ー6で逆転勝利を収め、伝統校の勝負強さを見せつけました。
中盤までリードを許す苦しい展開となった智弁和歌山は、4ー6と2点を追う8回裏にドラマを作ります。
1死からチャンスを作ると、9番の黒川梨大郎選手(3年)がライトへ貴重な犠飛を放ち、まずは1点差に肉薄。
なおも好機で、2番の荒井優聖選手(3年)が打席へ。
甲子園を何度も沸かせてきた智弁伝統の強打がここで炸裂。
荒井選手が捉えた打球は、起死回生の右越え逆転3ラン本塁打となり、一気に試合をひっくり返しました。
このリードを終盤の守りで死守し、見事な逆転劇で準々決勝へと駒を進めました。
【1回戦・23日の試合結果】
- 立命館宇治(京都) 11ー9 履正社(大阪)
- 智弁和歌山(和歌山) 8ー6 滋賀学園(滋賀)
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【編集後記:初日から近畿のレベルの高さを見せつけられた壮絶な幕開け】
春季近畿大会、初日からとんでもないスコアが飛び出しましたね!
まず驚かされたのは立命館宇治の底力です。
大阪大会を圧倒的な強さで制した履正社を相手に、16安打11得点で打ち勝つとは誰が予想できたでしょうか。
履正社も20安打を放ちながら敗れるあたり、春の段階でのタイトなインコース攻めや、ここ一番での立命館宇治の集中力が勝ったと言えます。
履正社にとっては夏に向けて投手陣の整備という明確な課題が出た形ですが、この敗戦が彼らをさらに強くすることは間違いありません。
そしてもう一試合、智弁和歌山の8回の逆転劇は「これぞ智弁」と思わせるに十分な衝撃でした。
4点差の劣勢から諦めずに繋ぎ、9番・黒川選手の犠飛で1点差に迫った直後、2番・荒井選手の一振りがライトスタンドへ消えていくシチュエーションは、神宮や甲子園の熱気をそのまま京都に持ち込んだかのようでした。
滋賀学園も非常にポテンシャルの高いチームですが、土壇場での伝統校の「一発で仕留める怖さ」が勝負を分けました。
24日に行われる残り2試合も含め、この春の近畿王座を巡る争いはさらにヒートアップしていきます。
夏の前哨戦としても極めて重要なこの大会、各校のドラフト注目株の動向も含めて、虎渓三笑TVでも徹底的に追いかけていきたいと思います!





