2年生ながら「ドラフト1位」のオーラ
東京六大学野球春季リーグ戦 第2週第2日 2回戦 法大11―4立大 ( 2026年4月19日 神宮 )
法政大学に、いよいよ「本物の怪物」が誕生しようとしています。
立大との2回戦に臨んだ**井上和輝選手(2年=駿台甲府)**が、前日に続く2試合連続の本塁打を放ち、詰めかけたファンを熱狂させました。
■ 「逆方向」から「右中間」へ。進化を見せた豪快弾
8回1死一塁の場面。
井上選手が振り抜いた打球は、豪快な放物線を描いて右中間スタンドへ突き刺さりました。
- 新たな一面: リーグ通算6号となったこの一発、実は大きな意味があります。これまでの5本はすべて逆方向へのアーチでしたが、この日はセンターから右へと叩き込みました。
- 究極の目標: 「今年は長打だけでなく率も残していきたい」と語る若き主砲。立大との2連戦で10打数5安打8打点という驚異的な数字を残し、その視線の先には「三冠王」の文字が明確に浮かんでいます。
■ “打てる捕手”の系譜。高橋由伸氏の記録も射程圏内
この日はDHで先発出場しながら、8回からは捕手のマスクを被る八面六臂の活躍。
昨季の明大・小島大河選手(現西武)を彷彿とさせる、現代野球が最も求める「打てる捕手」としての価値を証明しました。
また、特筆すべきはその「量産ペース」です。 現在2年生にして通算6号。
このままの勢いでアーチを積み重ねれば、伝説の打者・**高橋由伸氏(慶大―巨人)が持つ連盟記録「23本塁打」**の更新も、決して夢物語ではありません。
■ 井上和輝選手コメント「まず優勝です」
「目の前の1打席に集中したい」と会見では謙虚に語る井上和輝選手ですが、シーズン6本を最低ノルマに据えるなど、その胸の内には強い野心が秘められています。
連勝で勝ち点を獲得しても、「まず優勝です」と表情を崩さないそのストイックさが、さらなる覚醒を予感させます。
【大学野球】亜大・川尻、5回零封で今季初勝利!日米12球団が熱視線 158キロ右腕にDeNAスカウトも「上位候補」と絶賛
【編集後記:法政の井上和輝が『伝説』になる日】
2試合で8打点。
この数字だけでも、現在の井上選手がいかに「ゾーン」に入っているかがわかります。
注目すべきは、彼がまだ2年生であるという事実です。
高橋由伸氏の持つ23本という金字塔は、これまで多くのスラッガーが跳ね返されてきた高い壁。
しかし、逆方向へ放り込める天性の技術に、センター方向への力強さが加わった今の井上選手なら、その壁を突き破る「歴史の目撃者」に私たちをさせてくれるかもしれません。
「三冠王」という究極の目標へ。
法政の若き大砲が描く放物線から、一瞬たりとも目が離せません!







