先発・佐々木は「癖を見破られた可能性はある」
ドジャースがパドレス戦で今季最多タイの17安打12得点という凄まじい猛攻を見せ、6点差をひっくり返す大逆転勝利を飾りました。
しかしその一方で、先発マウンドに上がった佐々木投手は今季最短となる3回6失点で降板。
自己ワーストタイとなる3本のアーチを浴び、マウンド上での苦悩が浮き彫りとなる一戦となりました。
■ 修正したはずの制球、それでも襲いかかったパドレス打線の猛打
この日の佐々木投手は、立ち上がりからパドレス打線に捕まりました。
計7安打を浴び、失点は6。
何より苦しかったのは、相手の強力クリーンアップや伏兵に被弾した、自己ワーストタイとなる3本のホームランでした。
実はパドレスとは2週連続の対戦。
6日前に行われた前回の対戦では、3安打に抑えながらも5つのフォアボールを連発して自滅する形になっていました。
この日はその課題だったコントロールを修正してマウンドに臨んだものの、相手は待ってましたと言わんばかりに鋭いスイングを連発。
試合後、佐々木投手は「前回よりもコントロールできた中で長打や強い当たりが目立った」と語り、制球がまとまっていたからこそ打たれた現実に、浮かない表情を隠せませんでした。
■ 「癖を見破られた可能性」連続失点のトンネルを抜けるための次への一歩
2戦続けて同じ相手に捕まったことで、佐々木投手はある仮説を口にしました。
「癖の(見破りをされた)可能性はあると思う」
メジャーの容赦ない分析力、特に短期間での再戦において、投球フォームやセットポジションのわずかな変化、グラブの動きといった「癖」をパドレス陣営に研究し尽くされていた可能性に言及。
これで最近4試合の登板では計19失点と、明らかな壁にぶつかっている現状があります。
それでも、若き右腕は下を向いていません。
「(課題を)しっかり明確にして次の登板に向けていきたい」と必死に前を向き、メジャーの厚い壁を乗り越えるための修正を誓いました。
【編集後記:『コントロールが良かったからこそ打たれた』という恐怖。佐々木が直面したメジャー流の徹底分析】
ドジャースファンの皆様、17安打12得点の大逆転劇はお見事でした!
チームの底力にはシビれましたが、スコアラー目線としては、やはり先発の佐々木投手の内容が非常に気になるところです。
佐々木投手本人が語った「前回よりもコントロールできた中で長打や強い当たりが目立った」という言葉。
これこそが、メジャーリーグのトップ打者たちの恐ろしさを物語っています。
前回の対戦で「荒れていた」イメージを植え付け、今回は「ストライクゾーンに集めてくる」という修正を完全にパドレス打線に読まれていました。
さらに「癖を見破られた可能性」という指摘ですが、中4日や2週連続での対戦となると、メジャーのデータ班は球のリリースポイントやグラブの静止時間のコンマ数秒のズレまで徹底的に暴いてきます。
ゾーン内に良い球がいっても弾き返されるというのは、球種やコース、あるいはフォームの癖を完全に特定されて、打者が「この球がここに来る」と確信して振っている証拠。
最近4試合で19失点という数字はショッキングですが、これは実力不足というより、メジャーの『洗礼』とも言えるデータ野球の包囲網に一時的に捕まっている状態です。
逆に言えば、この癖の修正や、配球パターンの裏をかくアジャストさえできれば、彼の持つ本来のボールの威力なら再びねじ伏せることは十分に可能です。
ここで立ち止まるような投手ではありません。
課題をクリアにして、さらに進化した姿で次のマウンドでリベンジしてくれることを期待し、虎渓三笑TVでも全力でその復活劇を追いかけていきます!








