大雪のデンバー
日本時間18日、敵地コロラドで行われたロッキーズ戦。
試合前の大雪によりグラウンドが一面銀世界となる異例の事態の中、ドジャースが7-1で快勝し、4連勝を飾りました。

■ 22年ぶりの記録更新。球団史上最も寒い「氷点下寸前」のプレーボール
コロラド州デンバーを襲った寒波により、試合開始時の気温は華氏35度(摂氏約1.67度)。
これはドジャースの長い歴史において、2004年の記録を塗り替える史上最低の開始時気温となりました。
大谷選手も打席で手袋に息を吹きかけ、必死に指先を温める様子が見られるなど、過酷なコンディションでの戦いとなりました。
■ 宿命の対決。大谷翔平が菅野智之を圧倒
注目の大谷選手とロッキーズ先発・菅野投手のメジャー2度目の対決は、初回から動きました。
- 第1打席: 内角スライダーを鋭く引っ張り、右翼線二塁打。これで連続出塁記録を「49試合」に更新。
- 第2打席: スプリットを完璧に捉え、右前打。 大谷選手は菅野投手から2安打を放ち、日米通算での対戦成績を**「7打数6安打」**に。同期のライバルを完全に攻略し、格の違いを見せつけました。
■ 菅野は4回5失点でKO。マンシーが2発、グラスノー快投
一方、厳しい寒さの中でのマウンドとなった菅野投手は、ドジャース打線の猛攻を浴びました。
- 序盤の失点: 初回に大谷選手の二塁打から先制を許すと、2回にはマンシー選手に5号ソロを被弾。
- 4回KO: 結局、4回までに9安打を浴び5失点。悔しい降板となりました。 ドジャースはマンシー選手がこの試合2本塁打と爆発し、投げては先発グラスノー投手が7回1失点の快投。記録的極寒をものともしない戦いぶりで連勝を伸ばしました。
【編集後記:雪をも溶かす『同期』の熱気】
一時は開催も危ぶまれた銀世界のスタジアム。
約5時間の除雪作業を経て行われた一戦は、記憶にも記録にも残るものとなりました。
特筆すべきは、大谷選手の圧倒的な「菅野キラー」ぶりです。
日米通じて7回対戦して6安打。
かつて日本ハムと巨人のドラフト1位として注目を集めた二人が、10数年の時を経てメジャーの舞台で、しかも球団史上最低気温という極限状態で戦う姿には、胸が熱くなるものがありました。
菅野投手にとっては厳しい結果となりましたが、この過酷な環境での登板は大きな経験となるはず。
そして大谷選手の「49試合連続出塁」。
この安定感こそが、今のドジャースの快進撃を支える最大のエンジンです。





