10月2日にプロ志望届提出へ
東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第2日2回戦 明大17―0早大 ( 2026年9月30日 神宮 )
東京六大学野球秋季リーグ戦は2回戦が行われ、伝統の明早戦で明治大が早稲田大を17―0という圧倒的なスコアで下し、勝ち点獲得へ向け1勝1敗のタイに持ち込みました。
この歴史的大勝の立役者となったのは、主将としてチームを牽引するドラフト候補捕手・福原聖矢(せいや)選手(4年・東海大菅生)でした。
■ 初回から怒涛のラッシュ!全打席初球アプローチで2安打6打点の大暴れ
初回の攻撃、押し出し四球で1点を先制した直後の2死満塁という絶好の好機。
打席に入った主将の福原選手は、甘く入った球を迷わず振り抜き、右前へ流す強烈な2点適時打を奪取。
チームに一気に勢いをもたらすと、その後も勝負強い打撃を連発し、終わってみれば2安打6打点と打線を完璧に牽引しました。
福原聖矢主将 「思い切り振ろうと、全打席初球からアプローチできた。試合前から“闘志を出していこう”と話をしていたので非常に良かった」
主将自らハングリーな姿勢を背中で見せ、17得点という怒涛の猛攻を呼び込みました。
■ 湯田統真をリーグ戦初完封へ導く名リード!「仙台育英の湯田が戻ってきた」
福原選手の真骨頂は打撃だけに留まりません。
キャッチャーとして先発の右腕・湯田統真投手(3年・仙台育英)を巧みにリード。
湯田投手の力強い直球を最大限に活かす強気の組み立てで、早大打線から9つの三振を奪う圧巻の好投を引き出し、リーグ戦初完封勝利へと導きました。
下級生時代から女房役を務めてきた福原主将は、試合後に後輩の覚醒を温かくねぎらいました。
福原聖矢主将 「下級生の時から受けてきて、今までで一番コントロールも良く、球も強くて、“仙台育英の湯田が戻ってきた”と感じました」
■ 大安吉日の10月2日にプロ志望届提出へ!「自分の持ち味を出せれば縁がある」
チームを牽引する絶対的リーダーは、大安吉日となる10月2日にプロ志望届を提出する予定であることを明かしました。
小柄ながら抜群の運動能力と俊敏性、強肩、そして高いキャプテンシーを誇る司令塔。
運命のドラフト会議を前に、勝負強さとリード面の両方でプロのスカウト陣へ強烈な印象を植え付けました。
福原聖矢主将 「まずはチームが勝てばいい。リード面や投手とのコミュニケーション、スローイング、俊敏さなど自分の持ち味が出せれば縁があるかなと思っています。(3回戦へ向けて)早稲田さんも必死にくると思うので、もう一度基本に忠実に練習していこうと思います」
勝ち点獲得をかけた運命の3回戦へ向け、明大の頼れる主将が万全の準備で挑みます。
【編集後記:『全打席初球アプローチの積極性×湯田の直球を活かしたコマンドリード』。福原聖矢に見る小柄な司令塔のポテンシャル】
明治大の皆様、そして福原聖矢主将、17得点の大勝ならびに圧巻の6打点おめでとうございます!
スコアラー目線で今回の福原主将のプレーをアナライズすると、「迷いのない初球からのアプローチ(積極性とスイングパスの良さ)」と、「湯田投手の球威を最大限に引き出したリードの構成力」が極めて高い次元で噛み合っていました。
初回の満塁の場面、カウントを整えられる前に初球から自分のスイングで右方向へ弾き返したバッティングは、相手投手の配球パターンを完全に読み切っていた証拠です。
全打席で初球から振りに行けるスイングスピードと体幹の強さは、体格のハンデを一切感じさせない魅力を持っています。
また捕手として、湯田投手の最良の武器であるストレートの威力を再認識させ、ゾーン内で勝負させて9奪三振・初完封へと導いた配球術とコミュニケーション能力は、NPBのスカウト陣にとっても「チームを勝たせられる捕手」として高く評価されるポイントです。
プロ志望届の提出を控え、明治大の象徴として攻守に躍動する福原主将。
激闘が続く東京六大学秋季リーグ戦の指針となるような戦いぶりから、今後も目が離せません!





