ドラマチックな逆転勝利
東都大学野球第3週第1日 亜大6―5中大 ( 2026年4月21日 神宮 )
戦国東都の舞台で、亜細亜大学が底力を見せつけました。
3点を追う土壇場9回、一挙4得点を奪う大逆転サヨナラ勝利。
組織の「繋ぐ意識」が結実し、連勝を「3」に伸ばしました。
■ 9回2死からのドラマ。前嶋が示したエースの自覚
3点を追いかけ、敗色濃厚かと思われた最終回。
しかし、亜大ナインの集中力は途切れていませんでした。
怒濤の追い上げで同点に追いつき、なおも2死一、二塁。
ここで打席に立ったのは、今秋のドラフト候補としても注目を集める6番・前嶋選手でした。
- 「絶対に打つ」という執念: プレッシャーのかかる場面で放った打球はセンター前へ。劇的なサヨナラ打となり、歓喜の輪が広がりました。
- フォア・ザ・チームの精神: 試合後、前嶋選手は「みんながつないでくれた分、絶対に打とうという気持ちがありました」とコメント。個人の記録以上に、チームの想いを背負った一打であったことを強調しました。
■ 正村監督も脱帽。「繋ぐ力」が生んだ逆転劇
ドラマチックな幕切れに、正村公弘監督も「何があるか分からない……。よくつないで勝ってくれました」と選手たちの粘り強さを称賛。
個々の力だけでなく、次のバッターへ繋ぐという組織としての共通認識が、最終回の爆発力を生み出しました。
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【編集後記:組織の『モメンタム』を引き寄せるもの】
組織論の視点から見れば、今回の亜大の勝利は、組織における「モメンタム(勢い)」の制御がいかに重要かを物語っています。
9回3点差。
確率論で言えば極めて低い勝利への道筋を、彼らは「繋ぐ」というシンプルな行動の積み重ねで正解に変えました。
- 共通の目的意識: 「一人で決めようとせず、後ろに繋ぐ」という意識の共有。
- キーマンの完遂力: お膳立てされた最高の舞台で、ドラフト候補という実力者が期待通りの役割を果たす。
これはプロの世界でも、我々ビジネスの世界でも同じです。
困難な状況下で「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分が繋いで、あの人に決めさせる」という信頼の連鎖が起きたとき、組織は想像を超える力を発揮します。
3連勝で勢いに乗る亜大。
前嶋選手をはじめとした、この「熱き繋ぎ」がどこまで続くのか、秋のドラフト戦線も含め目が離せません!






