伝統の一戦に新たな歴史
4月16日、甲子園で行われた阪神戦。
巨人の**田中将大投手(37)**が6回3失点の粘投を見せ、今季2勝目を挙げました。
この勝利は、彼にとって、そして日本球界にとって極めて大きな意味を持つものとなりました。
■ 聖地・甲子園で15年ぶりの白星
前日の雨天中止によるスライド登板となったマウンド。
田中投手にとって甲子園での勝利は、楽天時代の2011年以来、実に15年ぶりのことでした。
- 苦しい立ち上がり: 初回、味方の3ランで援護をもらうも、佐藤輝明選手に2ランを浴びる波乱の幕開け。
- ベテランの修正力: 5回、1死満塁の絶体絶命のピンチでは、森下選手を伝家の宝刀・スプリットで三振に仕留め、リードを死守。
- 無四球の投球術: 82球、4奪三振。狙った場所へ決まらない苦しさを抱えながらも、四死球を与えない「大人の投球」で6回を投げ抜きました。
■ 日米通算202勝!野茂英雄氏を超え歴代単独3位へ
この勝利で、田中投手は日米通算202勝目をマーク。
レジェンド・野茂英雄氏の201勝を抜き、日本人右腕としてダルビッシュ有投手、黒田博樹氏に次ぐ歴代単独3位に躍り出ました。
【日米通算勝利数上位】
- ダルビッシュ有:208勝
- 黒田博樹:203勝 3. 田中将大:202勝(更新中!)
- 野茂英雄:201勝
■ 田中投手コメント「何とかリードを守れて良かった」
「(15年ぶりの甲子園勝利は)本当に久しぶりに勝つことができて嬉しい。
なかなかボールが決まらず苦しい投球だったが、バックに助けられ、何とかリードした形でマウンドを降りることができて良かったです」
【編集後記:甲子園が生んだ怪物は、やはり甲子園がよく似合う】
楽天からメジャー、そして再び日本へ。
巨人の一員として聖地のマウンドに立つ田中投手の姿には、時代を超えた感慨深さがありました。
佐藤輝選手に一発を浴びても崩れない精神力、そしてここ一番で三振を奪うスプリットのキレ。
かつて「神の子」と呼ばれた若者は、今や「百戦錬磨の鉄人」として歴史を塗り替え続けています。
黒田博樹氏の203勝、そしてダルビッシュ投手の記録へ。
37歳にしてなお進化を続ける田中将大投手の「伝説」は、まだ終わりそうにありません。







