【社会人野球】JFE西日本が初優勝!30歳の精神的支柱・古田塁選手が魅せた「三十路パワー」の真髄
11日、神宮球場で行われた大会決勝で、JFE西日本がJR東日本を10-4で下し、見事な初優勝を飾りました!
10月末に開幕する日本選手権への出場権一番乗りです。
この優勝劇の裏には、ある「ベテラン」の凄まじい執念がありました。
1日2試合、すべてを長打で決めたMVP・古田塁選手
今大会のMVPに輝いたのは、チーム最年長の古田塁(ふるた・るい)内野手(30)。
その活躍ぶりは、まさに漫画のような展開でした。
- 準決勝(対NTT東日本): 9回2死から代打で登場し、劇的な逆転サヨナラ2点タイムリー二塁打!
- 決勝(対JR東日本): 2回に勝負を決定づける豪快な2ランホームラン!
1日2試合を通じて、放った安打はすべて長打。
打率.429、2本塁打、8打点という驚異的な数字でチームを牽引しました。
「野球人の終活」を見据えた覚悟
古田選手がこれほどまでに結果にこだわるのには理由があります。
長年チームを支えたレジェンド・岡将吾選手が昨季限りで勇退し、古田選手自身がチーム最年長となりました。
「野球人の“終活”が見えている。誰かに何かを与える存在でいたい」
この言葉に、胸を打たれました。
30歳。一般社会ではまだまだこれからですが、アスリートの世界では常に「引き際」を意識する年齢です。
だからこそ、オフには動作解析を取り入れて最新の理論を習得し、若手に負けない努力を積み重ねてきた。その結晶が、このMVPという形になったわけです。
「不動」の名が示す、精神的支柱の役割
名前の「塁」は、グラウンドに固定される「ベース(塁)」のように、何事にも不動であれという願いからお父様が命名されたそうです。
天理高校での甲子園経験、東洋大での名将・高橋監督からの教え。
これまでのすべてのキャリアが、土壇場での「不動心」を支えているのでしょう。
内田監督も「練習も一番するし、チームの精神的支柱」と全幅の信頼を寄せています。
【代表の独り言】
「終活」という言葉を使いながらも、誰かに背中を見せるために進化を止めない古田選手の姿。
私も年齢を重ねる中で、ただ長く続けるだけでなく、周囲に何を与えられるかを常に問い続けたいと強く感じました。
JFE西日本の皆さん、本当におめでとうございます!
都市対抗予選、そして京セラドームでの日本選手権も、ベテランと若手が融合した粘り強い野球を楽しみにしています!







