皆さん、こんにちは。虎渓三笑TVです!
今日は、社会人野球ファンなら誰もが「今年のドラフト候補」として名を挙げる、北関東の剛腕について語らせてください。
日本製鉄鹿島(茨城)の入社4年目、金城伶於(きんじょう・れお)投手(25)。 昨季、公式戦で「自責点0」を継続し続けたあの“無双右腕”が、今季はさらなる高みを目指して「先発・救援のフル稼働」を宣言しました。
■ 「149キロ」をあえて封印? 進化の裏にあった葛藤
神村学園、青山学院大という名門を歩んできた金城投手。 昨春、早くも自己最速タイの149キロを計測しましたが、そこには「落とし穴」があったそうです。
「スピードにこだわっていた分、制球がアバウトになって、自分のことばかりになっていた」
春先の大会で失点を重ねた彼は、大きな決断をします。それは**「球速を追うのをやめ、出力を8〜9割に抑えること」**。
これ、言うのは簡単ですが、150キロ目前の投手にとっては勇気のいる決断です。しかし、これが功を奏しました。内角をきっちり突ける制球力が備わったことで、持ち味のスライダーやツーシームの威力が倍増。1、2年目の課題だった対左打者も、面白いように打ち取れるようになったのです。
■ 驚異のスタッツ。全国の舞台で「零封」の山
制球力を重視した夏場以降の成績は、まさに異次元です。
- 都市対抗予選:3イニング無失点
- 都市対抗本戦:5回1失点(自責点0)で勝利投手
- 日本選手権予選:3試合11イニングを零封!
- 日本選手権本戦:3回無安打無失点
全国の猛者たちが集う「ダブルドーム(都市対抗・日本選手権)」で、これだけ完璧なピッチングができる投手が、社会人野球界に何人いるでしょうか。
■ 200球の投げ込みで「先発の柱」へ
今オフ、金城投手は週3回、最大200球という凄まじい投げ込みを敢行しています。 狙いは、中継ぎとしての圧倒的なキレを維持したまま、先発としても機能する「制球の粘り」を作ること。
「アマチュアでやる以上、上を目指したい気持ちもある」
そう語る金城投手の視線の先には、当然、秋のドラフト会議で見据える「憧れのステージ」があるはずです。
【金城伶於(かねしろ・れお)投手データ】
- 経歴:神村学園-青山学院大-日本製鉄鹿島
- 球速:最速149キロ(現在は制球重視のスタイル)
- 昨季実績:都市対抗、日本選手権の予選・本戦で圧倒的成績
- 今季の目標:先発・救援のフル回転、二大大会での上位進出
あとがき: 「スピードではなく制球」。これは、今回のセンバツに出場する智弁学園の杉本投手や横浜の織田投手にとっても、非常に参考になるエピソードではないでしょうか。
150キロ近い力がありながら、あえて8〜9割の力でコントロールを極める。この「大人のピッチング」を身につけた金城投手が、今季の社会人野球界でどんな旋風を巻き起こすのか。虎渓三笑TVでも、その「上を目指す」挑戦を全力で応援していきます!
株式会社虎渓三笑TV 代表








