プロ野球界は開幕まであと半月。
各チームで「開幕一軍」をかけた熾烈な生き残り競争が大詰めを迎えています。
巨人は12日、オリックス・阪神・ソフトバンクを巡る怒涛の遠征6試合を終えました。
阿部慎之助監督が「見極めのリミット」に設定していたこの期間。
現場では、非情な現実と、新たな希望が交錯しています。
1. 予期せぬアクシデントと、巡ってきた「チャンス」
この遠征中、一番の衝撃は期待のリチャード選手を襲ったアクシデントでした。
11日の死球により左手を骨折。
開幕一軍が確実視されていただけに、本人にとってもチームにとっても痛恨の離脱です。
しかし、阿部監督の言葉は前を向いていました。
「他の選手にチャンスが回ってくるはず。代わりに入った増田陸もそうだし、2軍に帰った荒巻だって、まだまだチャンスはある」
誰かの脱落は、誰かのチャンス。
プロの厳しい現実ですが、監督は代わりに入る選手たちに「準備はできているか?」と問いかけているようにも見えます。
2. 「開幕が全てじゃない」に込められた阿部流の哲学
私が今回の記事で一番心を打たれたのは、阿部監督のこのフレーズです。
「開幕が全てじゃないんだけど、一軍に残れる可能性はまだある。みんな諦めないでやってほしい」
これは、組織を運営する立場としても非常に共感できる言葉です。
- スタートダッシュに成功することだけが正解ではない。
- 一度外れたからといって、その年が終わるわけではない。
- でも、今あるチャンスを最後まで掴み取ろうとする「姿勢」を、リーダーは見ている。
開幕までの残り7試合。
阿部監督は、技術だけでなく、アクシデントが起きた時に「よっしゃ、次は俺の番だ」と思える強いメンタルを見極めようとしているのではないでしょうか。
3. 戦力の絞り込みと、それぞれの戦い
投手陣でも入れ替えが明言され、宮原・冨重・森田といった若手たちが再びファームで牙を研ぐことになります。
14日からは、いよいよ本拠地・東京ドームに戻り、開幕を見据えたガチンコの布陣が組まれます。
【代表の独り言】
巨人の一、三塁争いは、まさに「実力至上主義」の縮図。
リチャード選手の離脱は本当に残念ですが、そこでチャンスを掴むのが誰なのか。
我々のビジネス現場でも、急な欠員やトラブルの時に誰がサッと手を挙げて動けるか、そこが評価の分かれ目になりますよね。
「諦めない奴が一番強い」 阿部監督の親心に応える若虎ならぬ、若巨人の出現を期待しましょう!
皆さんは、この「一、三塁争い」、誰が最終的に勝ち残ると思いますか?





