侍ジャパンの井端弘和監督(50)が25日、メディアの取材に応じ、来年3月のWBCへの参戦を表明したドジャース・大谷翔平投手(31)についてNPBエンタープライズを通じてコメントを発表した。
「大谷選手が日本代表のために、再び共に戦ってくれることを嬉しく思いますし、日本でまた大谷選手のプレーが見られることは、ファンの皆さんにとって非常に大きな楽しみが増えたと思います。WBC大会連覇に向けて、日本の野球ファンの皆さんがワクワクするようなチーム作りに努めて参ります。発表の日まで楽しみに待っていてください」
大会開幕まで100日となった24日(日本時間25日)、大谷が自身のインスタグラムで日本語と英語で「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と記し、次回大会の出場を表明した。
大谷は前回23年の大会では打者としては打率・435、1本塁打、8打点。投手としては2試合に先発して2勝。米国との決勝戦では3―2の9回にセーブを挙げて胴上げ投手になり、侍ジャパンを世界一に導きMVPに輝いた。
世界一連覇を目指す侍ジャパンの核となるのはMLB組で、井端監督は大リーグ勢の招集へ向け「9月にはリストを出している。一日でも早くこっちが出したリストの返事は欲しい」と出場の可否を問い合わせる選手のリストを9月に大会主催者へ送付したことを明かしていた。
前回決勝でも戦った米国はヤンキース・ジャッジが主将として出場を表明。今季60発のマリナーズ・ローリーやサイ・ヤング賞のパイレーツ・スキーンズ、カブスの俊足外野手クローアームストロング(通称PCA)らスター選手が続々と参戦を決めている。







