北関東の雄、SUBARU硬式野球部。 そのマウンドの柱として、今季並々ならぬ覚悟で挑む左腕がいます。地元・群馬が生んだサウスポー、八野田龍司(やのだ・りゅうじ)投手です。
一昨年の防御率0.59という驚異的な数字から一転、昨季は苦しんだエース。その裏側にあった葛藤と、復活へのビジョンに迫ります。
🌀 「納得」を追い求めたがゆえの試行錯誤
一昨年の輝かしい成績に満足することなく、八野田投手はさらなる高みを目指しました。
「一昨年は納得いくボールを投げられていた。そのままレベルアップしたかったが、考えすぎてしまった部分もあった」
昨季取り組んでいたのは、右足の着地を「そっと」つくことで、打者への「伸び」を最大化するフォーム。しかし、イメージを形にする過程で、リリース時に100%の力を伝えきれないというジレンマに陥りました。
⚾️ 「原点回帰」で見出す、打てないストレート
今、八野田投手は新チーム結成とともにフォームの再修正に着手しています。 一昨年の感覚をベースに戻しつつ、彼が追い求めるのは**「質の高い真っすぐ」**です。
130キロ台中盤という球速以上に打者が差し込まれる、あの「術」を磨き直しています。 「なんで打てないんだろうと思われる投球をして、ゼロに抑えることと完投にこだわりたい」 多彩な変化球と抜群の制球力という土台があるからこそ、磨かれた直球は文字通り「魔球」へと進化します。
🏠 母校・前橋工、そして父への想い
地元・群馬県出身。父・充彦さんもかつて富士重工業(現SUBARU)のエースとして都市対抗を沸かせた「父子鷹」でもあります。
母校・前橋工は、2010年春以来、聖地から遠ざかっています。 「後輩から見て誇れるような先輩になりたい」 謙虚な言葉の中に、地元の野球少年たち、そして後輩たちに背中を見せ続けるというプロ意識が滲みます。
💡 編集部の視点
小川信監督が「やってもらわないといけない選手」と全幅の信頼を寄せる八野田投手。 彼がマウンドで涼しい顔をして相手打線を「キリキリ舞い」にする時、SUBARUの悲願である都市対抗初優勝への道は、ぐっと現実味を帯びてきます。
悔しさを知ったエースは強い。 今季、東京ドームのマウンドで「新生・八野田」がどんな輝きを放つのか、今から目が離せません!
皆さんは、八野田投手の「打てそうで打てない直球」の魅力をどう見ていますか? ぜひ、熱い応援コメントを書き込んでくださいね!








