プロ注目の逸材が、あえて「大学進学」を明言――。
健大高崎の新主将・石田雄星選手のニュースが飛び込んできました。 2026年ドラフト候補として、パ・リーグのスカウトが1年時からリスト入りさせるほどの逸材が、なぜ今「大学」という選択肢を選んだのか。その裏側にある、驚くほど冷静な自己分析に迫ります。
■ 1年秋からパ球団がマーク。それでも揺らがなかった「進学志望」
石田選手といえば、50m5秒台の俊足と、広大な守備範囲、そして広角に打ち分ける打撃。三拍子揃った「世代屈指の外野手」として、プロのスカウトからは早くから高い評価を受けていました。
しかし、2025年秋のドラフトで先輩の石垣投手(ロッテ1位)や佐藤投手(オリックス3位)が指名を受ける姿を目の当たりにしながらも、石田選手が導き出した答えは**「大学で体を作る」**という道でした。
■ 「プロは一発勝負」石田選手を動かした冷静な自己分析
多くの高校生が「憧れのプロへ最短で」と願う中、石田選手の考え方は非常に現実的かつ戦略的です。
「プロ野球は一発勝負。自分はケガをしやすい体だったので、もし高卒でプロに縁があったとしてもケガに悩まされる可能性が高い。しっかり大学でケガをしない体づくりをしてから挑戦したい」
この言葉に、彼の真面目さとプロ意識が凝縮されています。
- 現状の課題: 技術はあっても、プロの連戦に耐えうる「体」がまだ未完成である。
- リスク回避: ケガで選手生命を縮めるくらいなら、4年間で土台を完璧にしたい。
近年、横浜高校の阿部選手や滝川高校の新井選手など、世代トップレベルの選手が六大学や東都の名門へ進むケースが増えていますが、石田選手もその「賢い選択」の流れを汲んでいると言えるでしょう。
■ 「憧れの甲子園」をもう一度、自分たちの足で
昨秋の群馬県大会で準々決勝敗退を喫し、26年センバツの道が絶たれた際、石田選手は「心に穴が空いたような感覚」だったと語っています。
これまで3回出場した甲子園は「先輩に連れていってもらった場所」。 だからこそ、大学へ行く前の「最後の夏」には並々ならぬ決意があります。
「運だけではたどり着けない甲子園に、自分たちの力で行きたい」
■ 編集後記:石田雄星の「4年後」が今から待ち遠しい
プロの誘惑に惑わされず、自分の弱点(ケガのしやすさ)を見つめ直し、あえて遠回りを選ぶ。 その決断こそが、4年後に「ドラフト1位」でプロの門を叩くための最短距離なのかもしれません。
二塁手への挑戦など、ユーティリティー性も磨いている石田選手。まずはこの冬、石垣島キャンプで鍛え上げた体が、春・夏の群馬でどう躍動するのか。
大学野球を経て、さらに怪物へと進化するであろう彼のストーリーから、今後も目が離せません!
皆さんは、高校生の「大学進学」という選択をどう感じますか? プロで即戦力を目指すか、大学で土台を作るか。ぜひ意見を聞かせてください!






