滝川高校の新井瑛太選手の去就に注目が集まっていたが、戦国東都と言われる激戦区に属する東都大学リーグの青山学院大学へ進学することが12月2日に判明。
青山学院大がkは今秋の明治神宮大会で史上6校目の連覇を達成するなど、日本大学球界をけん引する強豪だ。
兵庫の二刀流が戦国東都へ
投げては最速153キロ、打っても高校通算15本塁打の投打二刀流としてプロからも注目された滝川高校(兵庫)の新井瑛太選手。
高校1年夏まで主に外野手としてプレーしていたが、同秋から投手へ転向。体の急成長と比例して球速も伸び、2年春に150キロを計測して一躍、プロのスカウトから熱視線を浴びる存在となった。3年春にはU18日本代表候補合宿にも招集された。
悲願の甲子園出場を目指した今夏は、兵庫大会3回戦で伊丹北の前に1―4で敗れた。新井は0―4と劣勢の4回途中から救援登板し、5回2/3を無安打無失点8奪三振と前評判通りの快投を演じたものの、勝利には結びつかなかった。
高校野球引退後、プロ志望届を提出すれば10月23日のドラフト会議で上位指名される可能性もあった。だが、かねて大学進学の意向を固めており、提出を見送っていました。
青山学院大学は、史上初となる3年連続で複数の1位指名選手を輩出し、育成力にも定評がある。新井は大学でも投打二刀流を継続する方針。全国屈指のレベル、環境で心身両面を鍛え上げ、4年後のドラフト1位指名を目指すことになる。






