ポランコにも「代打」
日本時間2日、エスコンフィールドで行われた日本ハム戦。
千葉ロッテマリーンズは相手先発・加藤貴之投手の巧みな投球術を前に打線が繋がりを欠き、1-7で敗戦。カード負け越しを喫しました。
■ 停滞する打線へ、指揮官が動いた「6回の決断」
0-4とリードを広げられた6回、サブロー監督は大きな決断を下しました。
先頭の1番・高部瑛斗選手に代えて岡大海選手、続く2番・藤原恭大選手に代えて山本大斗選手を立て続けに代打で送るという、まさに「荒療治」とも言える選手交代です。
この意図について、サブロー監督は試合後、次のように語りました。
「疲れもあるのか、この3試合、1、2番が機能していない。
後ろの打者もみんな待っている状態なので、競争を促すためでもあります。
3番から6番あたりまでは調子が上がってきているだけに、1、2番が機能しないと点が入らない」
結果としてこの回は1安打を放つも得点には至りませんでしたが、チーム内に「現状維持は許さない」という強いメッセージを投げかけました。
■ ポランコの状態と、次なる戦いへのリベンジ
さらに4番のポランコ選手も、自打球の影響を考慮し途中交代。
気になる怪我の状態については、監督自ら「大丈夫ですよ」と話し、大事には至っていない様子です。
エスコンフィールドでの通算成績が14勝27敗と苦戦が続いていますが、指揮官は前を向いています。
「相手の打線がいいし、圧力をかけられている。ジャクソンのような球を投げられれば圧倒できるが、うちにはそういうタイプが少ない。そこをどう対策していくか。このままでは終われないですね」
新加入のジャクソン投手のような力で押す投球だけでなく、チーム全体での組織的な攻略を誓ったサブロー監督。
次戦、本拠地ZOZOマリンスタジアムでの反撃に期待がかかります。
【編集後記:サブロー監督の「勝負師の眼」】
1番、2番、4番を同時に代える。
これは並大抵の覚悟でできることではありません。
現役時代から「つなぎの野球」と「勝負強さ」を体現してきたサブロー監督だからこそ、打線の潤滑油となる上位打線の停滞を誰よりも重く受け止めているのでしょう。
「このままじゃ終われない」という言葉には、ファンと同じ悔しさと、それを上回る闘志が込められています。
この敗戦を糧に、千葉の夜空にマリーンズの快音が響き渡る日は、すぐそこまで来ているはずです。





