彦根市に10球団スカウトが終結
4月2日、滋賀県彦根市のHPLベースボールパークにて京滋大学野球春季リーグが開幕しました。
開幕戦に登場した優勝候補・佛教大は、プロ注目の最速152キロ右腕、**野村亮輔投手(4年)**が救援で登板。
3回無失点、5奪三振の快投でチームの白星発進に大きく貢献しました。
■ 驚異の「高速ツーシーム」で圧倒
2点リードの6回から2番手としてマウンドに上がった野村投手。
この日の最速は149キロを計測しましたが、特筆すべきはその球威と精度です。
- 投球内容: 3回 5奪三振 無四球 無失点
- 武器: 直球とわずか1〜2キロ差しかない140キロ台後半のツーシーム
打者の手元で鋭く変化する高速ツーシームを主体に押し込み、相手打線を寄せ付けませんでした。昨秋からの課題だった制球力も、この日は無四球と見事な安定感を見せ、ひと冬越えての進化を証明しました。
■ 「155キロも狙える」手応え十分のシーズン初戦
試合後、野村投手は冷静に自身の投球を振り返りました。
「初戦なので良くもなく悪くもなくという感じ。体幹強化で安定感を求めてきたので、直球の抜け球が減った。
コンディションが上がれば150キロは自然と超えてくるし、155キロぐらいは出そうな手応えがあります」
■ NPB10球団が集結!スカウト陣も高評価
バックネット裏には、巨人をはじめとするNPB10球団のスカウト陣が集結。
視察したロッテの三家和真スカウトは「球が強いし、球速のアベレージも高い。制球や変化球も良く、器用さがある」と、その総合力の高さを絶賛しました。
昨年12月の大学日本代表候補合宿にも招集された実力者が、勝負のラストイヤーで最高のスタートを切りました。
◇野村 亮輔(のむら・りょうすけ)2004年(平16)10月1日生まれ、滋賀県長浜市出身の21歳。小2から虎姫ヤンチャーズで野球を始め、虎姫中では湖北ボーイズに所属。綾羽(滋賀)では1年秋から背番号18でベンチ入りし、2年秋から背番号1。佛教大では1年秋にリーグ戦初登板を果たし、3年秋にベストナイン受賞。50メートル走6秒0。1メートル78、90キロ。右投げ左打ち。
【編集後記:滋賀の地から「運命の日」へ】
大学野球ファンにとって、春のリーグ開幕は特別な高揚感がありますね。
特に今日の野村投手の投球は、まさに「格の違い」を見せつけるものでした。
140キロ台後半のツーシームを操る大学生右腕というのは、プロのスカウトにとっても極めて魅力的な存在でしょう。
雨上がりの決して良くはないマウンドコンディションの中で、無四球でまとめた精神力と技術。
秋のドラフト会議に向けて、野村亮輔という名前がさらに大きくクローズアップされることは間違いありません。
これからのリーグ戦、彼がどこまで球速を伸ばし、チームを頂点へ導くのか。その一球一球から目が離せません!







