こんにちは! 今回は、一昨年の都市対抗王者・三菱重工Eastから、今季の飛躍が最も期待される若手サウスポー、**安達壮汰(あだち そうた)投手(23)**をご紹介します。
昨年の都市対抗、初戦で散ったチーム。その裏側で、誰よりも悔しい思いを抱えていた一人の投手がいました。
■ 「信頼がなかった」ベンチで味わった屈辱を力に
法政大学から入社1年目だった昨年、安達投手は都市対抗のベンチ入りを果たしました。しかし、NTT西日本との大接戦となった初戦、ブルペンで準備を続けながらも、最後まで名前を呼ばれることはありませんでした。
「行きたい気持ちはありましたが、まだ僕への信頼はなかった。悔しかったです」
この悔しさを「監督のせい」にするのではなく「自分の実力不足」と捉えたのが、彼の強さです。その直後の日本選手権予選では、強豪・JFE東日本を相手に先発デビューし、4回1/3を無失点、5奪三振という快投を演じ、ポテンシャルの高さを見せつけました。
■ 課題は「スタミナ」。冬場に課した地獄の投げ込み
JFE東日本戦で見えた「通用する手応え」と、同時に痛感した「スタミナ不足」。5回を投げきれずに降板した反省から、このオフは徹底的に自分を追い込みました。
- 週3回の100球超え投げ込み: 2ヶ月以上継続し、完投できる体力を強化。
- 再現性の追求: 1球目と同じクオリティを何球続けられるかにこだわり抜く。
- フォームの修正: 右足を上げてからの「並進運動」を長くし、球持ちの良さをさらに向上。
■ 武器は「数字以上の球威」を生むスピン量
安達投手の魅力は、140キロ前半という球速以上の「キレ」にあります。 ゆったりとしたフォームから繰り出される直球は、打者の手元でグンと伸びるスピン量の多さが特徴。
この「わかっていても打てない直球」を、今季は7回、8回まで投げ続けるスタミナが備わりました。
■ 「都市対抗の予選からバリバリ投げる」
中前新主将(24)とともに、今の三菱重工Eastは若い力がチームを牽引しています。
「今年は都市対抗本大会のマウンドも任せてもらえるよう頑張ります」
昨年の「投げられなかった悔しさ」を、今年は東京ドームの歓喜に変えられるか。安達壮汰という名前、今のうちにメモしておいて損はありません!
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【編集後記】 100球以上の投げ込みを週3回……。肩の消耗を抑えながら体力をつける、社会人野球ならではのストイックな冬の過ごし方ですね。 「信頼を勝ち取る」という言葉の重み、安達投手の初戦のマウンドに注目しましょう!








