中日ドラゴンズが2024年に埼玉西武ライオンズでクローザーとして28セーブを記録したアルバート・アブレイユ投手と契約の基本合意したことがわかった。
ドミニカ共和国出身の同投手は2020年にヤンキースでメジャーデビュー。レンジャーズ、ロイヤルズを経て、23年にヤ軍に復帰すると、同年は救援で自己最多となる45試合に登板した。
2024年には西武でプレーし、1メートル88の長身から繰り出す150キロ台中盤の威力ある直球、シンカー、スライダーなどを武器に52試合で2勝5敗、28セーブ、11ホールド、防御率2・39の成績をマーク。今季はレッズ傘下3Aで17試合に登板した。メジャー通算は108試合で6勝5敗1セーブ、防御率4.58。
関係者によるとセットアッパーを中心にリリーフとしての起用を考えているが、本人サイドからは先発起用が可能であることも伝えられているという。チーム事情や春季キャンプの状態を見極め、起用法を決めていく方針だ。
ライデルの穴を埋めれるか
ドラゴンズは絶対的守護神だったライデル・マルティネス投手が巨人へ移籍し、松山投手が抑えに転向になったものの、セットアッパーが不足していた。
また、2023年にはジャリエル・ロドリゲス投手が第5回のWBCキューバ代表として出場後、2024年にはNPBのペナントレースに参加しない意思を表明しキューバから亡命。
MLB入りを模索し、ブルージェイズと5年3200万ドル(約50億円)の長期契約を結んだ。
セットアッパー候補のロドリゲス投手を欠いた状態で、開幕から苦しい投手のやりくりを強いられたドラゴンズ。
一方でロドリゲス投手は、24年4月にメジャーデビューを果たしたが、21先発で1勝8敗、防御率4・47と振るわず。86回2/3を投げて85三振を奪う一方で43四死球を記録するなど、安定感を欠き、リリーフに配置転換された。
そして12月6日にはブルージェイズはロドリゲス投手をメジャー登録40人枠から外しており、事実上の戦力外となっている。
ライデルにロドリゲスと、後半勝負のブルペン陣が手薄になっているのが現状で、その穴を祖父江投手や清水投手らが埋めてきたとはいえ、やはり試合終盤には球の強い投手が欲しかったところだ。






